雄翔館(予科練記念館):茨城県の土浦駐屯地

雄翔館のある茨城県稲敷郡には「若鷲の歌」で有名な予練科(海軍飛行予科練習部)が設置され、現在の中学生に当たる若者が、厳しい試練を潜り抜けて入学しました。

しかし、卒業生約24,000人のうち18,000人が先の大戦で戦死したという悲しい歴史があります。決して忘れてはならない、この記録を伝えるため、雄翔館は昭和43年に予科練出身者の尽力により開館されました。予科練卒業生が特別攻撃隊員などとして出撃する際の家族に当てた遺書、遺品などが約1万5000点が展示されています。

予科練二人像

予科練戦没者の名簿が納められている予科練二人像(上の写真です)をはじめ、館内に展示されている遺書や遺品ひとつひとつに閉じの若者の夢や等身大の気持ちが詰まっており、飾らない、生の声に感銘を受けます。平和の尊さを心から実感する、全ての展示物が雄翔館のみどころです。

ガイドを担当するのは武器学校広報班長を務める篠田一等陸尉で、その優しい茨城弁で諳んじる予科練生の遺書の内容に、思わず感涙する見学者もいます。

土浦駐屯地が所在する阿見町では、武器学校横に「予科練平和記念館(仮称)」を建設しており、平成21年度に開館する予定です。

住所 茨城県稲敷郡阿見町大字青宿121-1 陸上自衛隊武器学校内
電話 029−887-1171
開館時間 9:00〜16:30
休館日 不定休
入場料 無料
アクセス JR常磐線土浦駅からバスで約15分。武器学校前で下車。
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