としつぐメルマガ  Vol.232  2008/4/24

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≪目次≫

1.     斉藤斗志二のUn Momento, Prego(ちょっと待って下さい)

 

「長寿医療制度」は説明不足です

 

75歳以上の方を対象にした「長寿医療制度」が4月1日から開始されました。

新しい保険証が届かない場合があったり、「後期高齢者医療制度」という名前を「長寿医療制度」と直前に呼び変えることなどもあり、評判の悪いスタートとなりました。

(続きは下記)

 

2.     Speak for Japan: 65歳はまだ「お年寄り」ではありません

 

4月10日の「斉藤斗志二と日本の未来を語る会」のパネルディスカッションで、元国税庁長官で超高齢化社会問題研究会を主宰されている大武健一郎さんが、「65歳を年寄りというのは社会が作った定義であり、医学的には75歳からだ」という面白い意見を述べられていました。(続きは下記)

 

. 編集後記: 田中プラン

 

4 ※ お知らせ ※

サンデーZIMOトークは4月13日(日)から、12時〜12時30分に放送時間が変わりました。

 

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斉藤斗志二のUn Momento, Prego(ちょっと待って下さい)

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「長寿医療制度」は説明不足です

 

衆議院議員 斉藤斗志二

 

75歳以上の方を対象にした「長寿医療制度」が4月1日から開始されました。

新しい保険証が届かない場合があったり、「後期高齢者医療制度」という名前を「長寿医療制度」と直前に呼び変えることなどもあり、評判の悪いスタートとなりました。

この制度により、保険料を年金から支払う方式が4月15日から始まりました。少ない年金から保険料を天引きされることに対し、高齢者の方々が不安になっていることを私も広く耳にしています。

しかしながら、これまでも、ほとんどの方は保険料を払っていたので、新たな負担が生じるわけではありません。逆に、平均的な年金を受け取っている方は、保険料が低くなります。全ての単身世帯では、保険料が少なくなります。夫婦世帯では、年金収入が520万円程度までは、負担が増えません。(注)

ただし、サラリーマンの扶養家族であった方は、ご自身の負担となります。この方々には、今後2年間の緩和措置がとられます。

「長寿医療制度」は、若い世代の負担が重くなりすぎないように、収入の多い豊かなお年寄りが、収入の少ないお年寄りを助けるようにするための仕組みです。将来の若い世代の負担は、今よりも大きくなると予想されています。また、公平性を期さなければならないことから、全ての人に負担をしていただく制度にしたものです。

この制度には、良い点がいくつもあります。

@    保険証が1枚で済みます。

A    ご自身の担当医を持つことができます。

B    医療保険と介護保険の合計の自己負担が軽減されます。

C    保険料支払いの手間が省けます。

決して、悪い制度ではないと考えます。しかしながら、厚生労働省だけではなく、都道府県も市町村も、あまりにも説明不足であり、準備不足です。

お年寄りに対し、もっと丁寧に、分かりやすく、不安を感じさせないように説明をする必要があります。

分からないこと、疑問に思うことがあれば、お住まいの都道府県広域連合にお尋ね下さい。(静岡県広域連合の電話:054−270−5528)

 

(注)

@基礎年金受給者(月額6.6万円)の保険料

単身:月額,800円→月額1,000

夫婦:月額3,300円→月額,100

A平均的な厚生年金受給者(月額16.7万円)の保険料

単身:月額7,700円→月額5,800

夫婦:月額9,200円→月額8,600

 

 

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写真説明:4月21日(月)、富士市のペアステージ・ノイにて行われた富士後援会総会での斉藤代議士。

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    Speak for Japan: 65歳はまだ「お年寄り」ではありません

 

4月10日の「斉藤斗志二と日本の未来を語る会」のパネルディスカッションで、元国税庁長官で超高齢化社会問題研究会を主宰されている大武健一郎さんが、「65歳を年寄りというのは社会が作った定義であり、医学的には75歳からだ」という面白い意見を述べられていました。

少し長くなりますが、ご紹介させていただきたいと思います。

 

(大武健一郎さん発言)

「65歳からが年寄りだと思っている方がこの中にもいらっしゃるだろうと思いますが、これは社会が作った年寄りで、全く年寄りではなく、医学的には75歳からが年寄りです。東大の加齢学の大内教授とか阪大の元総長の岸本先生とか、皆異口同音に言われています。

65歳が年寄りになったのは、1880年ごろにドイツのビスマルクが世界に先駆けて労働者年金法を作りましたが、そのときたまたま、65歳を支給開始にしたからです。

なぜかというと、そのころは結核という、5千円札の樋口一葉も正岡子規も早死にした病気があり、他にも赤痢とかチフスとか感染症が山ほどあったのです。65歳までなかなか生き残れなかったのです。

だから、65歳ぐらいまで生き残っていれば、年金をあげたって保険料を払う人に迷惑をかけないだろうということで、65歳を支給開始年齢にしたのです。

これを受けて、フランスのボーボワール夫人が小説の中で、「65歳のお年寄り」と定義してしまったため、それ以来、ヨーロッパ中で、さらにアメリカで、世界で、65歳が年寄りになってしまったのです。

本当は、医学的には高齢化、超高齢化と言われるのは75歳からなのです。女の方でも、骨粗鬆症なのどの高齢の病は平均75歳からなのです。男性も女性も、老人性痴呆症が発病するのは75歳からです。

私は、65歳から74歳までを老人としているのは、間違いだと思います。」

 

大武さんの言うように考えると、まだまだ自分は大丈夫だと思われる方がたくさんいらっしゃると思います。是非、これからも頑張っていただきたいと思います。

 

 

(政策アドバイザー:斉藤喜一郎)

 

 

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● サンデーZIMOトーク

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さいとう としつぐのトーク番組です。

ボイス・キュー(FMみしま・かんなみ 77.7MHz)

毎週日曜日 12時〜12時30分

 

ご出演者:

4月27日(日)   金澤 ゆき子さん  三島市議会議員

                           

放送後もネットで配信しております。→http://toshitsugu.com/news.htm

 

バックナンバーは次のサイトです。→http://www16.plala.or.jp/zimotalk/

 

※ お知らせ ※

サンデーZIMOトークは4月13日(日)から、12時〜12時30分に放送時間が変わりました。また、パーソナリティは金指妙子さんです。

 

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●編集後記: 田中プラン

 

昭和22年4月と戦後の初期に、田中清一さん(元富士製作所社長、沼津)は日本を平和で文化の高い国家に建て直す提案をまとめてマッカーサー元帥に提案しました。いわゆる「田中プラン」です。

その内容の一部をご紹介します。「大いなる先見」です。

 

田中プラン要綱の解説

1. 国土開発で新日本を建設する

終戦にて狭くなった国土で日本人全部が平和な文化の高い生活を営むため、山岳高原地や未開 発地を開発して国土を立体的に使用し、まず食糧を自給自足し、未利用資源を利用して新日本を建設する。

 

2. 日本縦貫の高速自動車道の建設

国土開発のため、先ず道路を建設し、この沿線に新都市、新農村、工場地帯を造成して、過大に膨脹せる不健全な過大都市の人口を分散せしめ、且つ未開発資源(地下資源、森林資源、水力資源、観光資源など)を開発して新産業を誘発する。

 

3 .先ず、「東京一神戸間」の中央道を建設する

道路は北海道の稚内から、九州鹿児島に至る高原丘陵地帯を貫いて通る日本の大背骨道路を造る。これより表日本と裏日本の各地に連絡する肋骨道路を拡大整備する。  その第一着手は最も資源に富み、且つ経済価値の高い、国家的に最も有利な「東京一神戸間」の縦貫中央道を建設する。

 

4. 輸送の迅速化と六大都市の連絡

中央道は日本の心臓部である六大都市(東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸)を最短距離(四八○粁)、最短時間(四時間半)で結び、輸送の画期的なスピードアヅプを計って諸産業と日本経済の飛躍的発展を計る。(昭和二十二年版)

 

さらに昭和24年10月、「平和国家建設国土計画大綱」として昭和天皇・皇后両陛下に、田中清一さんはご説明を申し上げています。

 

建設資金の調達方法として、全国民一人1円以上の貯金をしようという運動(国土建設一円会)を展開されていました。

 

田中プランを契機として、高速道路建設が進ましたから、田中清一さんは「高速道路の父」といえるでしょう。沼津ICの近くに銅像が建てられます。(7月に移転完成予定)

 

田中プランに関するエピソードを4月20日(日)に、FMボイスキュー(サンデーZIMOトーク)で田中清一さんのお孫さんと、田中清一さんに仕えた田中清一翁顕彰会の方に語って頂きました。放送の内容は暫く下記にてお聞きいただけます。

http://toshitsugu.com/tanakaseiichi-okina.wma

 

かつて美濃部元都知事は「橋の哲学」という考えを引用して「一人でも反対があったら、橋も架けない、道路も造らない」と言いましたが、橋の哲学には後段があって、「ただし反対する者は冬でも川は泳いで渡れ」という部分があり、肝心のここの処を美濃部さんは述べていなかったようです。 

駄目といったら駄目といった土井元社会党首のために多くの事が仕損じられたはずです。愚を繰り返してなりません。反対ばかりする人たちは何を持って償うか、反対のために国家が疲弊したら、具体的にどのような責任を持つのかを明示しなければなりません。

田中プランのように、今後の日本のためになる大いなる先見が出ることが望まれます。

 

                       《編集責任者:下郷二三男》

 

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