としつぐメルマガ  ol.158   2006/10/12

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1.斉藤斗志二のUn Momento, Prego(ちょっと待って下さい)

a)安倍首相が中国と韓国を無条件で訪問しました。

b)許さないぞ!北朝鮮

2.Speak for Japan:日中の戦略的互恵関係の構築に賛成します。

3.サンデーZIMOトーク: 毎日曜日 10:30 (放送後はネットで配信中)

4.編集後記:  「政治倫理綱領」と「行為規範」

5.としつぐのホームページご案内

 

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●斉藤斗志二のUn Momento, Prego(ちょっと待って下さい)

 

 

安倍首相が中国と韓国を無条件で訪問しました。

                                               

 

 安倍首相は、就任後最初の外国訪問先として中国・韓国を選び、昨年来途絶えていた両国との首脳会談を行いました。アメリカを最初の訪問先に選ぶのが普通ですので、これは、安倍首相の中国・韓国との関係修復に対する強い決意の表れと思います。ちなみに、政府筋からの裏情報によりますと、アメリカには事前に了解を得ており、ブッシュ大統領からは訪問後に祝福の電話があったそうです。

 

 私は、中国・韓国との首脳会談を再開するに当たって、靖国不参拝などの条件が付されることを恐れていましたが、全くの無条件での訪問及び首脳会談となったことで、ほっとしました。条件付の訪問・首脳会談では、「上下関係」となってしまい、「対等な外交」が不可能になってしまうからです。無条件の訪問を中国・韓国が受け入れたのも、小泉前首相と安倍首相の毅然とした意思があったからだと思います。

 一度の首脳会談で問題が全て解決するわけではなく、最初の一歩にすぎませんが、少なくとも、「アジア外交の失敗」との野党の批判が当たらなくなることで、今月の衆議院補欠選挙にとっては大きなプラスになると思います。

 今後とも、「主張する外交」を貫いて欲しいと願います。

 

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許さないぞ!北朝鮮

 

 109日に、北朝鮮が地下核実験を実施したと発表しました。これは、日本をはじめとする北東アジア諸国のみならず、国際社会全体の平和と安定に対する深刻な脅威であり、核不拡散体制に対する重大な挑戦であります。絶対に容認できません。

 

 日本政府は、北朝鮮の核実験に対し、国連安全保障理事会での強制力を伴う国連憲章第7章に基づく制裁決議に向けて関係各国との調整に入るとともに、日本単独の追加経済制裁の検討を始めました。

私も、北朝鮮に対して制裁を含む断固とした態度をとるべきと考えます。ここで、国際社会の明確なメッセージを北朝鮮に送らなければ、再び核実験や弾道ミサイル発射などの暴挙に出る恐れがあると思うからです。

 

 私が注目したいのは、中国と韓国の対応です。前回の弾道ミサイル発射の際には制裁に反対でしたが、今回はどうでしょうか。両国とも、さすがに制裁賛成にまわることを期待します。

 なお、北朝鮮が日本と中国・韓国との分断を狙って、日中・日韓首脳会談の時に合わせて核実験を行ったとしたならば、それは北朝鮮にとって最悪の時であったことを知ることになると思います。核実験によって、日本と中国・韓国との歴史問題が焦点で無くなり、両国とも「日本との連携強化が必要」で一致したからです。

 

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Speak for Japan:日中の戦略的互恵関係の構築に賛成します。

 

安倍首相が108日に訪中して、胡錦濤国家主席らと会談されました。日中首脳会談は、昨年4月にジャカルタで小泉前首相が胡主席と会談して以来です。中国は、小泉前首相の靖国参拝を自ら政治問題化し、一方的に首脳会談を拒否していました。

今回、中国を安倍首相が訪問するに当たっては、中国から「靖国参拝をしないこと」などの条件を付されることを心配していましたが、無条件での訪問となりました。結果的には当たり前のことですが、旧来型の首相であれば、条件を付けられての訪問になった恐れがあります。

 私は、中国が安倍首相の訪問に条件を付けてくるのであれば、訪問を急ぐ必要はないと考えていました。日本には首脳会談を急ぐ特段の理由はないからですが、逆に中国には、自国内の事情で、安倍首相と早期に首脳会談を行う必要があったのです。

 中国は、社会格差が拡大し、腐敗が蔓延する状況にあり、胡錦濤政権が目指す「和諧(調和のとれた)社会建設」のためには、日本の資金面と技術面での協力が必要不可欠なのです。これとともに、胡錦濤主席が江沢民前主席との権力闘争に漸く勝利し、強硬な「江沢民型反日路線」の修正を図ろうとしているのです。

 

 安倍首相の賢明なところは、従来の「日中友好の促進」ではなく、「日中の戦略的互恵関係の構築」に外交目的を変更したところです。なぜならば、従来の「友好」が意味したのは、「侵略戦争をした日本が中国のことを慮って、国益に反しても一方的に譲歩する」ということであったのに対し、「戦略的互恵関係」は、「日本の国益に合致するのであれば日本は中国に協力する」ということを意味するからです。

 一つ心配なのは、靖国参拝について、「政治的困難を克服し、適切に対処したい」との安倍首相の発言を、中国側が「靖国参拝はしないとの約束」と一方的に解釈し、今後、安倍首相が靖国参拝をしたときに、反日攻撃の根拠として使う恐れがあることです。

 

 安倍首相には、日本の誇りと国益を最優先として、おかしな譲歩をしない、「主張する外交」を貫いて欲しいと思います

(政策アドバイザー: 斉藤喜一郎

 

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● サンデーZIMOトーク

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さいとう としつぐのトーク番組

ボイス・キュー(FMみしま・かんなみ 77.7MHz)

毎週日曜日 10時30分〜11時

 

放送内容はネットにて配信しております→http://toshitsugu.com/news.htm

 

バックナンバーは次のサイトです→http://www16.plala.or.jp/zimotalk/

 

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編集後記 「政治倫理綱領」と「行為規範」   

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国会議員は「政治倫理綱領」と「行為規範」を遵守しなければなりません。

 すなわち、

国会法第15章の2 政治倫理

 第124条の2 議員は各議院の議決により定める政治倫理綱領及びこれにのっとり各議院の議決により定める行為規範を遵守しなければならない。

                                    と定められています。

 

 したがって、衆議院と参議院では、政治倫理綱領とともに国会議員の行為規範を定めていますが、政治倫理綱領は政治倫理のありかたを示し、行為規範は国会議員の模範行動(特定企業の役職兼職禁止など)を具体的に規定しています。

 

 政治家の基本的なコンプライアンス(法令順守)であって、何にもまして「政治倫理綱領と行為規範」を守らずして議員たりえません。

 

 政治倫理綱領は国会議員の持つ議員手帖に記載されていますが、あまり目に触れられていませんので、ここにご紹介しておきます。

 

政治倫理綱領     (昭和六十年六月二十五日議決)

 

政治倫理の確立は、議会政治の根幹である。われわれは、主権者たる国民から国政に関する権能を信託された代表であることを自覚し、政治家の良心と責任感をもつて政治活動を行い、いやしくも国民の信頼にもとることがないよう努めなければならない。

ここに、国会の権威と名誉を守り、議会制民主主義の健全な発展に資するため、政治倫理綱領を定めるものである。

 

一、われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。

 

一、われわれは、主権者である国民に責任を負い、その政治活動においては全力をあげかつ不断に任務を果たす義務を有するとともに、われわれの言動のすべてが常に国民の注視の下にあることを銘記しなければならない。

 

一、われわれは、全国民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することを本旨とし、特定の利益の実現を求めて公共の利益をそこなうことがないよう努めなければならない。

 

一、われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。

 

一、われわれは、議員本来の使命と任務の達成のため積極的に活動するとともに、より明るい明日の生活を願う国民のために、その代表としてふさわしい高い識見を養わなければならない。

《編集責任者 下郷二三男》

 

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